ウズベキスタンについて

国旗の由来

この国の国旗の制定は1991年ソ連邦崩壊に伴う独立の年になります。それまでのウズベク・社会主義共和国時代においては“共産主義”らしい紅地の中央に水色の横線。その色の境界には白い線が引かれており、紅地の左上に交差する黄色い鎌とハンマー、その上に黄色い縁取りの紅い五芒星が輝いておりました。ソ連邦の国旗とよく似ておりますね。そして、この旗には裏面があり、そちらには黄色い鎌とハンマーと上に黄色い縁取りの紅い五芒星が省かれる以外は、すべて表面と同じデザインとなっておりました。

国旗の特徴

横に空色、白、緑、の均等3色。それぞれのストライプの境界には赤い線。一番上の空色地の左端から白い三日月と、12個の星。12個の星は上から3列。3個・4個・5個の順。

国旗の色の意味

「空色」は”青天”と”純水”の象徴です。中央アジアの雲ひとつない澄み渡る青空が彷彿とされます。そして、大陸性気候で極端に雨が少なく、真水というものへの切望が垣間見れます。この色はかつて”ティムール”も自軍の旗に取り入れているとか。「白」は”平和”と”純粋”を、「緑」は”天の恵みである自然”や”農業”を、「赤」は”生命力”や”独立と主権を守る決意”を、表しております。また、「白い三日月」は”イスラム”と”ウズベク人”の伝統にもとづいております。確かに。このデザインはイスラム諸国でよく見かけますね。また、“独立”を象徴しているともいわれます。「三日月」ではなく、「新月」とも解せるのですね。そうすると、生まれたばかり、ということになるのでしょう。「12個の星」の「12」とは”完全性”を、あるいは、”国内にある12の州”を表しています。太陽暦や十二宮も「12」。かつて中世、この国は“天文技術”が非常に発達しておりました。それに由来するのではないかと言われております。サマルカンドにあるティムール朝の皇帝ウルグ・ベクによる天文台は1年の長さ「恒星年」を測り、現在正式に測られたものとくらべてわずか“1.6秒”しか誤差がなかったようです。もちろん当時、“天体望遠鏡”などという道具はございません!そして、この「三日月」と「星」はともに”晴天”をシンボライズしております。

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