ソマリアについて
国旗の色の意味
アフリカでは珍しく、「アフリカ最古の独立国」とされるエチオピア国旗を模範とした汎アフリカ色(緑、黄、赤)のどの色も使われていません。これは国連の関わりにより独立を達成した経緯から、水色と白を使った国連旗に似せた意匠を採用する動きがあったことに加え、伝統的にイスラム圏に属してきたソマリアと、エチオピア正教会を頂点とするキリスト教圏のエチオピアが反目し合ってきた歴史も関連しているようです。青は独立に大きな貢献のあった国連の旗の色からきています。中央の星は自由と独立のシンボルで、5つの光陵はソマリア人が元々住んでいた近隣5地方を表わしています。