ネパールについて

国旗の由来

ネパール国旗の由来は、まずこの2つの三角形から説明いたします。 これはネパール王家と宰相家が使用していた2つの三角旗を組み合わせて、簡略化したものとなっております。 シャハ王家によるネパール王国は19世紀半ばころより宰相職を独占するラナ家によって実質的に支配されます。 このラナ家は、日本では天皇家を権威的頂点に置きながら、事実上実権を握った「徳川家」や「藤原家」によく例えられます。 元々、「三日月」は”シャハ家”を、「太陽」は”ラナ家”をシンボライズしていたようです。 確かに、位置関係は「三日月」の方が上ですが、微妙に「太陽」側の三角の方が、面積が大きいような気がするのですが。 気のせいではなさそうですよね。 ちなみに、三角旗という形状はヒンドゥー教の旗としてはよく見られるものです。 また、「2つの三角形」はあの峻険な”ヒマラヤの山並み”を表し、 また、ネパールの2大宗教である”ヒンドゥー教”と”仏教”をも表しております。 「月」や「太陽」には、”それらと同じように、末永く発展しますように”という意味もこめられております。

国旗の特徴

ネパールの国旗でまず何といってもそのインパクトはその形! 長方形でも、正方形でもない。 世界で唯一無二の”2つの三角形を上下に並べた形”! 赤地で青く縁どられております。 赤地の上三角形には「月」をかたどった白いシンボルが。 下三角形には「太陽」をかたどったやはり白いシンボルが描かれております。

国旗の色の意味

「深紅」はネパールの国の花、”シャクナゲ”を表しております。 ネパールでも、”シャクナゲ”の盛りは春。 かなり、種類も色も多様な”シャクナゲ”がいろんな場所で咲き乱れております。 ネパールを訪れるなら、この季節に合わせてみてもよいかもしれません。 そして、この「深紅」はネパールのナショナルカラーとして頻繁に使われます。 「赤」は”国民”、あるいは、”国民の勇敢さ”、あるいは”勝利”を、 縁取りの「青」は”平和”、あるいは”澄み渡るヒマラヤの青い空”、あるいは”海”を、 表しております。 ネパールと言えば、世界最高のヒマラヤの山懐に抱かれた内陸国のイメージですが、なぜ”海”を意味しているかはわかりません。