ジョージアについて

国旗の由来

白地に5つの十字架を用いるデザインは中世十字軍でも使用されました。これが中世ジョージアに正教徒国として栄えた「グルジア王国」の旗にも使われるようになります。それが、20世紀末のジョージア独立後のナショナリズムによって復活しました。2003年の「バラ革命(※)」では野党勢力のシンボルとして使用され、その当事者の一人であり、革命成功後大統領に就任したサアカシュヴィリ氏が率いる「国民運動」の党旗でもありました。なお、独立後それまでの国旗は、ワインレッド地に、左上カントンには横に黒と白の均等2色。(※)「バラ革命」……元ソ連の外務大臣であるシュワルナゼ氏が1995年以来ジョージアの大統領の座についておりました。しかし、汚職が蔓延したり、独立派に対して穏健な態度であったりしたことが、国民の不満となります。2003年の議会選挙で「不正選挙」が行われたとして、ついにそれらが表出し、デモに発展します。その時、人々は手に手にバラをもって議会ビルを占拠。シュワルナゼ氏は軍隊や警察に動員をかけますが、拒否。こうして、シュワルナゼ氏は失脚し、暴力をともなわない革命はなりました。

国旗の特徴

白地に赤い十字(聖ゲオルギウス十字)。 区分けされた4つの真ん中にさらに赤い十字(エルサレム十字)が1つずつ。その様子から“ファイブ・クロス・フラッグ(5十字旗)” の異名で親しまれております。

国旗の色の意味

「白」は”清潔””無垢””清浄””賢明”を、「赤」は”勇気””勇敢””正義””愛”を、あらわしております。